帰省とかいろいろ

3月に実家を出て一人暮らしを始めて、めでたく23区民になりました。

家賃がすごく安い、その割に駅からの距離もまあまあで広さもある、ということでエーイとばかりにこの物件に決めてしまったんだけど、赤ちゃんGが棚に巣を作っていたり、隣の部屋のおじさんのくしゃみがよう聞こえたり、また別の隣の部屋からは深夜2時まで映画の効果音が聞こえたり、でわりと悩ましいこの4ヶ月だった。

(脱毛の時、雑談してて施術してくれたお姉さんに家賃と場所を言ったら「事故物件…?」って聞かれもした)

 

そして4月に部署も異動になって、残業もすごく増えてびっくり。まあこれが社会人としては平均的な生活スタイルなんだろうか…という感じ。平日夜はホントになんもできない。でも通勤時間が短くなったから身体は楽で、とはいえお客さんからの電話を取らなくなったら日中だいたい眠いし、栄養が偏っているからかなかなか疲れが取れない気もして、生活していくって大変だな~…と今更のように噛みしめたりもする。あと私の手料理は雑な味がしてあまりおいしくない。

GWに一度帰っていたんだけど、つい先週4日ほど実家で過ごしてみたらとても快適で、なんで実家出ちゃったかな~、バッカだな~…、とか思いもしたけど、まあ出てしまった以上仕方ないよなあと。

 

「あとどれだけいるかもわからないし。ここを楽しむ方法を必死で考えたんだよ」(星野博美『島へ免許を取りに行く』集英社、2016年、p.162)

 

星野さんの本の中のこの言葉をなんとなく思い出してしまった。こういう姿勢が必要になってくるのってきっとこの先ずっとなんだろうなって気もする。

帰省したのは金曜の夜だったんだけど、母に地元駅まで迎えにきてもらって車に乗り込んで、体調が悪かったので後部座席で荷物を枕にして横になっていた。

母がちょこちょこ近況について聞いてきて、まあ先月は残業がすごく多くて、ってことを話しはじめたらなんかちょっと泣けてきてしまい我ながら「な、情けねえ~…」という感じだった。ホッとしてしまって涙腺が緩んだ模様。

一人暮らしだと家に帰ってしゃべる人もいないし、正直実家でしゃべる相手って母くらいだったから、戻ったらいっぱい聞いてもらいたいことがあったはずなのにタイムラグがあるとかなり忘れてしまっているししゃべりだしても言葉にするのが途中でめんどくさくなってしまいもするもんで、これが一人暮らしの弊害か…? とも思った。どんどん人とうまくしゃべれなくなるやつではないか…。

そうは言いつつたくさん世話を焼いてもらって、つくづく実家っていいな~と思った。

 

・幼馴染の家に繋がる坂がなんか森みたいになってた

驚くほど背が高い樹がワッサーなってて、遠目に見てびっくりした。母に言ったら幼馴染のおばあちゃんが最近元気がないみたいで、枝下ろしを誰かに頼むことをしばらくしてないらしかった。そんな話をしながら幼馴染のおばあちゃんの記憶が二十年近く前の姿で止まってることに気がついた。

 

・実家のトマトがおいしかった

実家は畑があるんだけど、毎日のようにトマトを食べていた気がする。うちのトマトは青臭いんだけど、味がぼやけてない感じがして好き。

トマトと卵の中華炒めにして食べてた。

(鶏がらスープのもとを溶いた卵を焼いて一度フライパンから下ろした後、トマトだけで焼いて最後に卵と炒め合わせるレシピ。トマトを焼くときは油ちょっと多め、塩きつめにするとおいしい)

 

・母の手料理がおいしかった

バラの薄切り肉にししとうだとか、トマトとチーズだとか、大葉だとかをそれぞれ巻いて焼いて食べさせてくれたのがすごくおいしかった。簡単だから今度真似したい。

 

・お風呂上りに母と話したのが癒された

アルビオンの美容液を母にプレゼントとして渡したんだけど、お風呂上りに私も使わせてもらった。あと母が買ってる雪肌精も。私も今使ってるよくわかんない化粧水が無くなったら雪肌精にしようかと思った。お風呂上りにだらだらおしゃべりするのも久しぶりでなんだか懐かしくて癒された。

 

・家の周りが静か

今住んでる部屋は壁が薄いから隣の障子やらサッシやらの音が聞こえる…。

その点実家は夜すごく静か。でも部屋が妹と同じなので、妹の再生するユーチューバーの音声がしんどい。イヤホンをしておくれと言いたいが不仲なので言えない。

 

・服を買いに連れていってもらった

日曜の夜、何の気なしに服を買いに行きたいな~と言っていたら、月曜午後に連れて行ってくれた。母はパートをしているんだけど、午後休を取って。

今思うとわがままっぽいことを言いたかったんだよな~自分…という感じで、あ~なんかすごく甘えてるし甘やかされてるな、と思った。

 

・夕飯を作った

梅とレンコンと大葉の餃子、ゆで卵と大根の煮物、人参とちくわのマヨポン炒めを作った。うーん。やっぱり雑な味がした。でも自分一人が食べるだけじゃないと作るのにも張り合いがある。料理上手になりたい。

 

島へ免許を取りに行く (集英社文庫)

島へ免許を取りに行く (集英社文庫)